CD250U フロントフォーク O/H 後編 2016年10月23日

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昨日の続きです。
もう1本は前日の失敗と反省を生かし1時間ほどで分解できました。
パーツクリーナーを使い、古いクッションオイルとスラッジを落としウエスでふき取ります。

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前日バラしたフォークは漏れが酷いだけでしたが、こちらのフォークは少し水が入っていたらしく、クッションオイルが少し乳化していました。

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最初にバックアップリングをフォークの中に入れます。

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次にフォークパイプの中に、リバウンドスプリングとフォークピストンをいれます。

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オイルロックピースをフォークピストンに差し込み、ボトムケースに差し込みます。

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フォークピストンをボトムケースの底から固定します。

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オイルシールを突っ込む前に、ドライヤーでケースを加熱して、オイルシールのふちにグリスを少し塗って差し込みます。
手では奥まで入らないので、塩ビ管(VP30サイズ)を差し込み、ストッパリングの溝が出るまで叩き込みます。

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ダストシールを嵌め終えたら次はクッションオイルをフォーク内へ注ぎ込みます。
新しいクッションオイルは、濃いピンク色をしていて匂いはあまりしません。

HONDAホンダ: 
ウルトラCO フォークオイル 【SAE-10W】 【1リットル】
\1,882

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クッションオイルをフォーク内へ注ぎ終えたら、注射器で液面を調整します。

ウェビックガレージ: WB00007
フォークオイルレベルゲージ
\1,620

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フォークスプリングをフォーク内に入れると、あとはフォークキャップボルトを取り付けるだけです。
キャップはバネの力で押し出されるので工夫が必要です。

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ようやく完成しました。
新替えした部品は、
オイルシール&ダストシール
・ソケットボルト
・シーリングワッシャ
・Oリング
の4点でした。

フロントフォークのO/Hを終えて、思っていたほど難しい作業ではありませんでした。
それでも、あまりやりたくない作業でした。