CD250U ブリザーチャンバー内部の点検清掃 2017年12月05日

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写真のエアクリーナーはCD250U用のエアクリーナーです。
CD125Tのエアクリーナーと比べると、ボックスの形状は全く同じ(CD125TにCD250Uのエアクリがポンと付く)なのですが、チューブのサイズやキャブ取り付け口が全く違うほか、CD250U用のエアクリーナーには「ブリザーチャンバー」なるものがついています。

今回はそのブリザーチャンバーを分解してみました。

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ブリザーチャンバーとは写真の部品です。

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今まで気にも留めていなかった部品ですが、開けてみてビックリ、中にスポンジがあったらしく、スポンジのようなものがばらばらに砕けていました。

サービスマニュアルにも載っていないし、おそらくフィルターも廃盤だろうから、その辺にあるものででっちあげるとします。

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その辺に転がっていたスポンジ(硬いやつ)をちょうどいいサイズに切ります。

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切ったスポンジを入れて復旧します。

なお、このスポンジは間に合わせなので後でちゃんとしたフィルターに交換します。

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後、CD2号機にはチャンバーの下部にあるビニールチューブが付いていませんでした、いや、意味が分からなかったので付けてませんでした。
バイク屋さんに聞いてみると、チューブ内にドレン(余分な水)がたまるそうです。
必用ということでホームセンターでチューブを購入し、「CB125Tディスクブレーキ大径化」で余ったボルトでチューブに栓をします。

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チューブが細すぎてチャンバー本体に嵌らなかったので、チューブを熱湯につけて差し込みました。

ブリザーチャンバーを3台分分解してみたのですが、砕けていたり、溶けていたり、最初から入っていなかったりでまともな物がありませんでした。

どうやらブリザーチャンバーも要点検箇所なのかもです。

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補足ですが、分解清掃して1か月ほどになりますが、写真の通り結構水が溜まっていました。

なお、この水は結露だそうです。
コールドスタートからエンジンスタートする際、温度差でエンジン内部に結露が発生するそうです。
あと、ちょっとコンビニまでとか1~2Kmの距離をチョイノリしたり、暖気運転を怠ると結露がエンジン内に溜まりオイルの乳化の原因になるそうです。