なぜかステップステーのオーバーホール 2017年12月23日

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今回は購入したステップステーを清掃し、塗装までやってCD1号機に取り付けることができるかまでやっていきます。
まず、フッドブレーキシャフトのカバーを外していきます。
ねじは固着が予想されていたのですが、手で緩みました。

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カバーを剥ぐってみると錆がビッシリ。

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「腐ってやがる、安い品物だからもっと早く買っときゃよかった」という心境です。

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モノになるかどうかわかりませんが、ぼやいても始まらないのでとりあえず分解していきます。
それにしても、何か色々複雑な部品で構成されているんですが…「君、本当にバイクのステップステーだよねぇ?」

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1つ1つの部品が錆で固まっていて、556とパーツクリーナーで錆を溶かしながら分解していきます。
外した部品はサンポールを入れた桶に投げ込みます。

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内部のラチェットポールも錆と同化していました。
通常広がらなければいけない部品がしっかり張り付いています。

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556に浸し、ワイヤーブラシで軽くこすったら広がるようになりました。
ラチェットポールを外し、ベースも外そうとしたのですが、固着がひどく無理に外すのも危険だと考え、ベースは外さず錆を落とせるだけ落とします。

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なぜかステップステーなのにガスケットまで付いていました。
750ccのバイクはこんなものなんでしょうか?
しかもダストシールまで付いています。
無論、いずれのパーツも廃盤となっておりました。

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ダストシールはどうにもならないとしても、ガスケットなら以前CD2号機のキャブのガスケットを作成した要領で何とかなりそうです。

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塗装も終わったので組み付けて試運転をしてみました。
通常の状態だとラチェットポールは格納された状態ですが、

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ノブを引っ張るとラチェットポールが広がります。
どうやら直ったようです。

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後は元通りに組んでいきます。
ガスケットは何とかできましたが、オイルシールが怪しいので、錆防止にこれでもかというくらいグリースを塗りこみます。

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何とか完成しました。

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早速CD1号機に仮組みしてみたのですが、スピンドルが干渉して”取り付け不可”でした。
「CD250Uパーキングブレーキ取り付け」の夢が音を立てて崩れ去った瞬間でした。(この3日間はなんだったんだよ)