CB125T やっつけ作業の後始末及びタペット調整 2017年8月07日

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再び前回の続きです。(前回 https://blogs.yahoo.co.jp/gomxxxxx/18597104.html

今から2年ほど前、レブルのエンジンを3000円という大枚をはたいて購入したまではよかったのですが、カムホルダーという部品のねじ山が完全に削れていて使い物にならない状態でした。
仕方ないので某オークションにてCM125T(しかも6V車)のカムホルダーを1000円で購入、この部品だけでエンジンの3分の1の費用がかかってしまいました。

バイク屋さんにエンジンとカムホルダーを持って、交換、タペット調整までやっていただきました。
その際、
バイク屋さん「これ交換するのは簡単だけど、反対側も外さないと後々ひどいよ?」
私「えー?めんどくさいから交換する方だけでいいよ。」
今思えばなんて馬鹿なことをやったんだろうと後悔する始末。

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考え込んでも仕方がないのでとりあえず修理することにします。
ジェネレーターカバーに付いているタイミングホールキャップとクランクシャフトホールキャップを外しクランクシャフトを回します、タイミングホールを覗き印が見えるまで回します。
キャップは普段開放しない場所だから開ける際は熾烈を極めました。

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今回取り外した部品です。
クランクシャフトを回す際は圧縮を抜くのにプラグを外すのですが、今回は緩めるだけにしました。

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ヘッドカバーはタンクを外すだけで取ることができました。
CB125Tにレブルのエンジンを載せた場合、レブルのヘッドカバーをそのまま使うと、タペット調整の度にエンジンを下さなければならない憂き目にあいます。
おススメのヘッドカバーは、
・250T LAカスタム
・250T マスター
・CD250U
・ナイトホーク250
などです。
なお、海外では去年までレブルが販売されていたので、レブルの最新版のヘッドカバーなどもおススメです。

左のカムホルダーがCM125T(6V)の物です。

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全て緩めたら、要所要所にオイルを差し、今度は内側から対角線に沿ってナットを締めていきます。
ナットは一回で締めこまず数回に分けて締めていきます。

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そして最後にタペット調整です。
IN/EX共に0.08で調整しました。

今回使用した工具は、
BRC ビーアールシー:タペット調整用レンチセット
https://www.webike.net/sd/22056879/

BRC ビーアールシー:タペット調整/ポイントギャップ調整用シックネスゲージ
https://www.webike.net/sd/22056878/
です

ヘッドカバーを収めて外した部品を組み試運転。
エンジンからの異音は消えておらず、暖気が完了したので恐る恐る走行。
「あ、治ってる」
CD2号機からのお下がり中華マフラーのせいで音はうるさいものの、しっかり加速するようになりました。

かなりの時間がかかってしまいましたが、ようやくこの車両を物にすることができました。