CB125T エンジン載せ替え

イメージ 1
あまり気は進みませんがエンジン載せ替え作業を始めます。

この車両はレブル用の233ccエンジン&ハーネスを使用しています。
本来のCB125Tのメインハーネスは使用しておりません。
今回はレブルとは別の233ccエンジンに載せ替えます。

イメージ 2
このエンジンもシングルキャブなのでインシュレーターのスタットボルトを交換します。
交換方法は以前の記事にて。


イメージ 3
スタットボルトはシングルキャブ用のインシュレーターから拝借。

イメージ 4
バイク屋さんに抜いていただいた排気側のスタットボルトも新替えしました。

イメージ 5
それでは作業を開始します。
最初にタンク、サイドカバー、マフラーを外します

イメージ 6
続いて吸気系を取り外します。

イメージ 7
233cc化したCB125Tのキャブです。
キャブとフレームのクリアランスは無に等しいです。
近所にもエンジンを載せ替えたCB125Tが走っていますが、他のエンジンを載せ替えた人たちはどのような取り付け方をしたのか気になるところです。

取り付け&取り外しはエンジンを前のめりに傾けないと嵌りません。

イメージ 8
エンジン取り外し完了。
ここまでかかった時間は2時間ほど。
ここからが正念場です。

イメージ 9
新たに載せるエンジンの最終チェックをします。

イメージ 10
エンジンカム周り。
エンジン内部はとてもきれいですが、タペット周りについている水滴がとても嫌な予感がします。

イメージ 11
エンジンハンガーですが、同じ233ccエンジンでも上部ハンガーの取り付け位置が異なっています。
ハンガーの取り付け位置はほかの233ccエンジンと比較してもレブルエンジンだけが異なるようです。

イメージ 12
エンジンハンガーは地道に小型リューターで削り、現物合わせしていきます。

イメージ 13
エンジン&キャブ取り付け完了。
エンジンハンガーはCDTだろうがCBTだろうがレブルだろうがCDUだろうがどんなエンジンでもポン付けできるハイブリットエンジンハンガーが出来上がりました。

イメージ 14
ハーネスの接続&外装の取り付け完了。

イメージ 15
最終作業、マフラーの取り付けが完了しました。
試運転する前にギヤを1速に入れてクラッチを握り後輪を回してみました。
うん、張り付いてる。

イメージ 16
エンジンオイルを入れてエンジンに火を入れてみました。
載せ替える前のエンジンとは比較にならないほど静か。
…アイドリングだけは。
当初予想していたエンジンの不具合はクラッチ版の張り付きとギヤ周りの損傷、それらすべてが的中しました。
クラッチはすぐに剥がれましたが、2速のギヤがイカれているようです。
6時間かけて不動車が出来上がりました。

イメージ 17
一縷の望みをもってクラッチケースを開けてみましたが、中のギヤが思いっきり欠けていました。

5月1日08時30分エンジンの脂肪を確認しました。